論語研究とは? わかりやすく解説

論語研究

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 12:52 UTC 版)

宮崎市定」の記事における「論語研究」の解説

論語の新研究』で、論語翻訳した部分は、『現代語訳 論語』(岩波現代文庫)で没後再刊し、宮崎論語の別名で読み継がれている。谷沢永一をはじめ、名訳として高く評価する向きもある一方、この訳解批判的な意見存在する加地伸行吉川幸次郎呉智英)。宮崎は「論語文章長い年月の中で改変受けており、修正しなければ意味のとおる文章ならない」と唱え、「論語の新研究」において論語の文を修正注解していたが、吉川はこの考え方批判し、「文章改めず古来注釈依拠するべき」という態度であった

※この「論語研究」の解説は、「宮崎市定」の解説の一部です。
「論語研究」を含む「宮崎市定」の記事については、「宮崎市定」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「論語研究」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「論語研究」の関連用語

論語研究のお隣キーワード

論語との関わり

論語会箋

論語古義

論語徴

論語徴集覧

論語正義

論語研究

論語示蒙句会解

論語逢原

論語集注残稿

論語集解渡邉義浩主編『全譯 論語集解』汲古書院 上・下 2020年朱子学朱子 『論語集註』笠間書院 ISBN 978-4305001559。真田但馬・吹野安編簡野道明編、明治書院 ISBN 978-4625733017、新版2003年『論語集注』土田健次郎訳注、平凡社東洋文庫 全4巻『近思録』湯浅幸孫訳著、新版・たちばな出版 ISBN 978-4886926036、ISBN 978-4886926043 、ISBN 978-4886926050市川安司訳著 『近思録』 明治書院〈新釈漢文大系〉 ISBN 978-4625570377『「朱子語類」抄』 三浦國雄訳注、講談社学術文庫 ISBN 9784061598959島田虔次著 『朱子学と陽明学』 岩波新書 ISBN 9784004120285陽明学王陽明 『伝習録』 溝口雄三訳、中公クラシックス ISBN 9784121600820朝鮮の儒教と儒学

論語集解詳細は「論語集解」を参照完本として伝わる最古の『論語』の注釈書が『論語集解』である。正始2年に成立した。朱熹の「新注」に対して「古注」と称される。編者は何晏とされるが、その伝記では編纂について言及されず、どこまでを何晏の解釈とするかは判断が難しい。論語義疏詳細は「論語義疏」を参照南朝梁の皇侃による注釈書。十巻から成る。『論語集解』をもととして、魏晋以来の諸家の注釈と皇侃自らの注釈から成る。別名『論語集解義疏』。晋から南朝宋に及ぶ六朝の『論語』に関わる議論を見るに、この本をおいて他は及ばないと評価される。当時の学術の風潮のため、玄学あるいは仏教的な解釈の引用も多いが、それらを穏当に論じる。論語注疏

論語集説

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



論語研究のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの宮崎市定 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS