西暦の誕生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/21 20:45 UTC 版)
「ディオクレティアヌス紀元」の記事における「西暦の誕生」の解説
「西暦」も参照 525年、復活祭暦表を改訂するに当たり、ディオニュシウス・エクシグウスが迫害者の名を未来に残すことを嫌い、イエス・キリスト生誕の年を紀元とすることを提唱した。エクシグウス自身は起算年を「主の体現より」と呼び、これをローマ建国754年1月1日とした。やがてヨーロッパの教会暦でエクシグウスの方式が採用されるようになるにつれ他の方式にとって代わるようになり、現在の西暦の形ができあがった。ただし一般人がこれを使い始めたのは西欧においても16世紀に入ってからのことであり、それまでは様々な紀年法が併用されていた。
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