表面汚染
ある物体の表面に放射性物質が付着していることを表面汚染という。 表面汚染の形態には、放射性物質が固着して取れにくい固着性(固定性)汚染と、比較的取れやすい遊離性(非固定性)汚染とがある。ろ紙等で拭取ることのできる汚染を便宜上遊離性汚染として取扱っているが、固着性汚染であっても時間の経過とともに遊離性汚染に移行することがある。 表面汚染の測定には、スミア法(間接法)と直接法がよく用いられる。スミア法は、物体の表面を一定面積(通常100cm2)をろ紙等でこすり、ろ紙等に付着した放射能を測定して遊離性の表面汚染を調べる方法である。直接法は、測定すべき表面をサーベイメータにより直接走査しながら測定する方法で、固着性の表面汚染の検出と汚染の範囲を調べることができる。
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