蜘蛛 (映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/24 06:41 UTC 版)
蜘蛛 | |
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監督 | 悪麗之助 |
脚本 | 寿々喜多呂九平 |
原作 | 寿々喜多呂九平 |
出演者 | 阪東妻三郎 |
撮影 | 鈴木博 |
製作会社 | 阪東妻三郎プロダクション 太秦撮影所 |
配給 | 松竹キネマ |
公開 | ![]() |
上映時間 | 166分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 日本語 |
『蜘蛛』(くも)は、1926年(大正15年)製作・公開、悪麗之助監督による日本の長編劇映画、サイレント映画時代の剣戟映画である。
略歴・概要
本作は、悪麗之助が阪東妻三郎プロダクションでの監督した第2作である[1]。第1作は同年に「陸大蔵」名義で監督した『無明地獄』であった[1]。当時の悪麗之助は、寿々喜多呂九平とならび「悪魔派」と呼ばれる脚本家であったが、本作では、寿々喜多のオリジナルシナリオを悪が監督した[2]。
本作は、松竹キネマ(現在の松竹)が配給し、同年10月1日に浅草公園六区・帝京座をフラッグシップに全国公開され、同年のキネマ旬報ベストテンで日本映画部門で第10位にランクインした。
本作の上映用プリントは、現在、東京国立近代美術館フィルムセンターにも[3]、マツダ映画社にも所蔵されていない[4]。現存しないとされる映画を中心に、玩具映画を発掘・復元する大阪藝術大学のリストにも存在しない[5]。現状、観賞することの不可能な作品である。
スタッフ・作品データ
- 製作 : 阪東妻三郎プロダクション太秦撮影所
- 上映時間(巻数 / メートル) : 166分[6](15巻 / 4,572メートル)
- フォーマット : 白黒映画 - スタンダードサイズ(1.33:1) - サイレント映画
- 初回興行 : 浅草・帝京座
キャスト
註
- ^ a b 悪麗之助、日本映画データベース、2010年2月15日閲覧。
- ^ 蜘蛛、日本映画データベース、2010年2月15日閲覧。
- ^ 所蔵映画フィルム検索システム、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年2月15日閲覧。
- ^ 主な所蔵リスト 劇映画=邦画篇、マツダ映画社、2010年2月15日閲覧。
- ^ 玩具映画フィルム・リスト、大阪藝術大学、2010年2月15日閲覧。
- ^ Film Calculator換算結果、コダック、2010年2月15日閲覧。
外部リンク
- 蜘蛛 - 日本映画データベース
- 蜘蛛 - allcinema
「蜘蛛 (映画)」の例文・使い方・用例・文例
- 昨晩私たちのテントについていた大きな蜘蛛をみましたか?
- ある青年が蜘蛛にかまれた。
- 私が嫌いな物は蜘蛛です。
- あなたは蜘蛛に噛まれたのですか。
- 私が蜘蛛を追い払った。
- 私はその蜘蛛に噛まれた。
- あなたは蜘蛛を殺してはいけない。
- 蜘蛛の巣とか一杯だったけど、他に道も無さそうだったので意を決して入っていきました。
- 蜘蛛は蝿やその他の昆虫を食べる。
- 蜘蛛は巣を張る。
- 大きな蜘蛛が巣を作っていた。
- 私は蜘蛛が天井をはっているのを見た。
- 晴れた日で, 蜘蛛(くも)の巣の切れはしが静かな空中を漂うのが見えた.
- 子供たちは蜘蛛が巣をかけるのを目を皿のようにして見た.
- 敵は蜘蛛の子を散らすように敗走した(敗走せしめた)
- 蜘蛛の巣に日が当たるとチラチラする
- 敵は蜘蛛の子を散らすように逃げた
- 蜘蛛の子を散らすように敵を走らす
- 蜘蛛の巣が日光にチラつく
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