藻岩浄水場水力発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/17 18:09 UTC 版)
藻岩発電所とは別に、現在の藻岩浄水場も1984年から、取水場と浄水場との間の約45メートルの高低差を利用して水力発電を行っている。そして、2007年9月には発電設備が更新された。藻岩浄水場水力発電所の水源は豊平川であり、藻岩ダムから藻岩導水トンネルを通して引いてきている水である。2007年9月以降の出力は、約0.4 (MW)である。藻岩浄水場水力発電所で発電された電力のうち、約5割が浄水場内で消費され、約1割は札幌市水道記念館で消費される。しかし、残りの3割強の電力が余剰となるため、これを北海道電力へと売電することで電力供給も行っている。なお、藻岩浄水場水力発電所で使用された水は、札幌市の水道水として使用される。
※この「藻岩浄水場水力発電所」の解説は、「藻岩発電所」の解説の一部です。
「藻岩浄水場水力発電所」を含む「藻岩発電所」の記事については、「藻岩発電所」の概要を参照ください。
- 藻岩浄水場水力発電所のページへのリンク