藤島茂 (彫刻家)とは? わかりやすく解説

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藤島茂 (彫刻家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 11:11 UTC 版)

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ふじしま しげる
藤島 茂
磨崖仏を制作する藤島茂
生誕 (1914-08-07) 1914年8月7日
日本北海道札幌市
死没 (1990-12-20) 1990年12月20日(76歳没)
日本神奈川県横須賀市
国籍 日本
職業 彫刻家
著名な実績 二紀会委員
代表作 鷹取山磨崖仏弥勒菩薩像、片目になったシャモ(文部大臣賞受賞作品)

藤島 茂(ふじしま しげる、1914年8月7日 - 1990年12月20日)は日本の彫刻家二紀会に所属し、1977年から二紀会委員を務めた。

木彫の仏像やしゃも等の作品が多いが、石彫、塑像などの仏像も制作した。 代表作に神奈川県横須賀市にある鷹取山に高さ約8mの磨崖仏(弥勒菩薩像)があり鷹取山磨崖仏として親しまれている。

略歴と主な作品

  • 1914年8月7日 - 北海道札幌市に生まれる。
  • 1940年 - 彫刻家松村外次郎に師事する。
  • 1942年 - 第29回二科展に「K氏の顔」で初入選。
  • 1952年 - 二紀展に転じ、第6回二紀展に「女」で褒賞受賞。
  • 1958年 - 第12回二紀展に「作品」を出品し褒賞受賞。
  • 1960年 - 神奈川県横須賀市の鷹取山(現湘南鷹取)に磨崖仏弥勒菩薩像を制作。
  • 1961年 - 第15回二紀展に「今日の人間像」で同人賞受賞。
  • 1971年 - 第25回二紀展に「闘」で同人賞受賞。会員に推挙される。
  • 1977年 - 二紀会委員
  • 1978年 - 第32回二紀展に「シャモ」で宮本賞受賞。
  • 1979年 - 第33回二紀展に「片目になったシャモ」「ねこ」を出品し文部大臣賞受賞。
  • 1981年 - 弘法大師ブロンズ像制作(東京都杉並区 世尊院境内)
  • 1988年 - 弘法大師ブロンズ像制作(東京都豊島区 金剛院境内)
  • 1990年 - 弘法大師ブロンズ像制作(東京都板橋区 安養院境内)
  • 1990年 - 12月20日 逝去

参考文献

  • 「藤島茂」『日本美術年鑑』平成3年版(328-329頁)
  • 「藤島茂 日本美術年鑑所載物故者記事」(東京文化財研究所)



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