菓子屋の話した物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「菓子屋の話した物語」の解説
昔、ある帝王(スルタン)の都に、都の長官である代理官(カーイム・マカーム)がいたが、房事が不能であったため妻は馬丁を愛人としていた。しかし、代理官は貞淑な妻だと思い込んでいた。あるとき、妻は「実家の近所で葬式があったため3日間手伝いに行きたい」言い、夫の許しをもらい、馬丁に驢馬を引かせて出て行った。妻は実家には行かず、馬丁の家で3日間肉欲に耽ったが、それでも足らず更に3日間肉欲に耽った。妻は7日目に家に帰り、葬式の手伝いが大変で、3日間延びてしまったと話した。夫は妻を信じ切っていたため、帰りが遅くて心配したと妻を許した。
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