菅平方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 09:57 UTC 版)
菅平ダム建設に伴う総事業費のうち、約1億円が地元負担額として割り当てられた。周辺市町村の上田市・真田町(現・上田市の一部)・東部町(現・東御市の一部)で構成する地元財産区はこれを捻出するため、菅平高原に保有している土地を有効利用することにした。菅平高原の50万坪という広大な土地を長野県企業局に無償で提供したのである。長野県はこれを保養地として造成し、売却。これによって得た5億円もの利益を工事費、土地改良区費に充て、残りを地元に交付したのである。これは菅平方式といわれ、長野県高原開発事業のモデルとなった。
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