花聟くらべ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/10 16:05 UTC 版)
花聟くらべ(はなむこくらべ)は宝塚歌劇団の舞台作品。雪組[1]公演。
1幕[1]。
1974年2月28日から3月21日まで宝塚大劇場[1]で公演された。
併演作品は『ロマン・ロマンチック[1]』。
解説
※『宝塚歌劇100年史(舞台編)』の宝塚大劇場公演を参照[2]。
狂言作品。その指導に茂山忠三郎を迎えた。春。花園に住む果報者に花子、月子、雪子、星子の4人の娘がいた。果報者は、長女花子に聟をとられようと太郎冠者に相談、聟を求める高礼を揚げさせた。しかし、太郎冠者は実は花子が好きだった・・・。
スタッフ
- 構成・演出:渡辺武雄[1]
- 脚本・演出補:阿古健[1]
- 狂言指導:茂山忠三郎[1]
- 作曲・編曲:高橋廉[1]
- 音楽指揮:溝口堯[1]
- 振付:渡辺武雄[1]、睦千賀[1]
- 装置:黒田利邦[1]
- 衣装:小西松茂[1]、中川菊枝[1]
- 照明:今井直次[1]
- 小道具:万波一重[1]
- 効果:扇野信夫[1]
- 音響監督:松永浩志[1]
- 演出助手:村上信夫[1]
- 制作:大谷真一[1]
主な出演者
- 果報者:大路三千緒[1]
- 太郎冠者:汀夏子[1]
- 鋏チョキ之進:上條あきら[1]
- 紙乃パア之丞:世れんか[1]
- 石ころ之介:麻実れい[1]
- 花子:摩耶明美[1]
- 月子:瑞穂まり[1]
- 雪子:高ひづる[1]
- 星子:茜真弓[1]
脚注
参考文献
- 編集発行人:橋本雅夫 『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』 宝塚歌劇団、1974年。
- 編集:山本久美子・西村房代・須藤晃代、編集補助:松岡幸子・浜田聖子・松本恵美・加藤貴子、編集協力:坂島和歌子・松川咲絵・浜本ひろ美・浅野千佳子・川口桂、執筆:三宅顕人(小林一三、ならびに劇場解説)、監修・著作権者:小林公一 『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(舞台編)』 阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
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