船の当直の合図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/04 14:10 UTC 版)
民間用の時計のベルとは異なり、船鐘を打つ回数は時間の数と一致しない。代わりに、一点鐘から八点鐘までの、計8種類の鳴らし方がある。下記の表のように30分ごとに1つずつ鳴らし、甲板上の当直(「ワッチ」、watch)のサイクルである4時間で一周する。帆船時代、時計は30分の砂時計で計時され、砂時計をひっくり返すたびに鐘を鳴らした。鐘は数えやすいように2回ずつ区切って打ち、奇数の時は最後に1回をつけ加える。8回鐘を鳴らすのが「八点鐘」といい、当直交代の合図となっていた。
※この「船の当直の合図」の解説は、「船鐘」の解説の一部です。
「船の当直の合図」を含む「船鐘」の記事については、「船鐘」の概要を参照ください。
- 船の当直の合図のページへのリンク