自衛隊の曳光弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:14 UTC 版)
自衛隊では89式5.56mm小銃ほか、主に口径35mm以下の火器に曳光弾がある。射撃可能な弾薬の全てが発光剤を内蔵している火器の場合は、実質は曳光弾でありながらも、普通弾と呼ばれることがある。 陸上自衛隊が一般公開の実弾演習を行う場合、通常は曳光弾が用いられる。これは、弾丸の飛翔速度があまりにも速く視認できないため、弾道観測と演出を兼ねたものである。曳光弾を使用した実弾射撃は、陸上自衛隊と航空自衛隊による富士総合火力演習の夜間演習が最大規模である。この様子は民間業者が映像作品として市販している。 また、九州南西海域不審船事件の際の海上保安庁による射撃の様子も、ニュース映像として公開された。
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