腹側淡蒼球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/06 15:42 UTC 版)
腹側淡蒼球 (ventral pallidum, VP) は、上述の淡蒼球の腹側に位置し、無名質 (substantia innominata) の一部を成す。腹側線条体、すなわち側坐核と嗅結節からの入力を受けるが、それらはほとんどがGABA作動性の抑制性入力である。腹側淡蒼球は視床の背内側 (MD) 核に投射する。MD核からは大脳新皮質の前頭前野への興奮性の投射がある。
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