天使首ミハイル大聖堂
天使首ミハイル大聖堂(てんししゅみはいるだいせいどう)は天使首ミハイル(ミカエル)を記憶する正教会の大聖堂。ミハイルはミカエルの現代ギリシャ語・ロシア語からの転写。聖天使首大聖堂(せいてんししゅだいせいどう)、天使首大聖堂(てんししゅだいせいどう)、天使首ミハイル教会(てんししゅみはいるきょうかい)とも訳される聖堂名もある。
本項では大聖堂ではない正教会の聖堂も扱う。
ロシア正教会のものはそのまま転写して「アルハンゲリスキー大聖堂」とも呼ばれる。「アルハンゲリスキー」は「アルハンゲルの」即ち「天使首(大天使)の」を意味する語[1]。ロシア語表記をしていない正教会の聖堂について「アルハンゲリスキー聖堂」と呼ぶことはない。
大聖堂一覧
- 天使首ミハイル大聖堂 (アラスカ)
- 聖天使首大聖堂 (モスクワ)(アルハンゲリスキー大聖堂とも)
- 聖天使首ミハイル大聖堂 (ベオグラード)(Saborna Crkva Sv. Arhangela Mihaila)
- 聖ムィハイール黄金ドーム修道院(キーウ) - ウクライナ正教会 (2018年設立)の首座主教座大聖堂
脚注
- ^ 訳語出典:天軍首聖ミハイル及び其他の無形軍の会衆祭中の祈祷文。「天軍首」との訳語もあるが、本項では「天使首」を採った。
聖天使首大聖堂(アルハンゲリスキー大聖堂)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 02:27 UTC 版)
「クレムリン」の記事における「聖天使首大聖堂(アルハンゲリスキー大聖堂)」の解説
1505年から1509年にかけて建立。設計はイタリア・ミラノ出身の建築家アルヴィン・ヌオヴォ。5個の丸屋根を持ち、内陣にはタタールのくびきからロシアが解放された絵やイコンによって飾られる。イワン雷帝他歴代皇帝の納骨保管所となっている。
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