耐候性鋼の耐食性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 10:11 UTC 版)
耐候性鋼の耐食性は、表面の「錆」によって獲得される。 耐候性鋼の基本成分は、Fe-Cu-Cr-Ni-P、またはFe-Cu-Cr-Niである。耐候性鋼の表面にある錆層の下部に、Cu, Cr, Niが関与する、極めて緻密な非晶質(アモルファス)層が形成される。そして、この非晶質層が錆の進行を抑制する。使用して2 - 4年ぐらいすると、前述の保護性錆が形成され、錆の進行が止まる。
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