編筏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 21:29 UTC 版)
紀伊半島の北山川の例では、丸太の両端に「メガ穴」をあけて捻木(ねじき)を通し、必要な本数を集めて緊縛する手法が採られていた。これらは穴を開ける手間や穴を開ける分、長く採材しなければならないデメリットがあったため、大正年間になると丸太の両端に鉄釻(てつかん)と呼ばれる金具を打ち込んで緊縛する手法に変わった。編筏は幅4尺、長さ2間で緊縛したものを1床とし、8床連結したものを並筏と呼んだ。この単位は地域により異なり、隣接する吉野地域では倍近くの長さでも並筏と呼んでいた。
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