綾北ダム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 06:34 UTC 版)
| 綾北ダム | |
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| 右岸所在地 | 宮崎県小林市須木村柚園国有林内 |
| 位置 | |
| 河川 | 大淀川水系綾北川 |
| ダム諸元 | |
| ダム型式 | アーチ式コンクリートダム |
| 堤高 | 75.3 m |
| 堤頂長 | 190.3 m |
| 堤体積 | 75,000 m³ |
| 流域面積 | 149.3 km² |
| 湛水面積 | 82 ha |
| 総貯水容量 | 21,300,000 m³ |
| 有効貯水容量 | 18,600,000 m³ |
| 利用目的 | 洪水調節・発電 |
| 事業主体 | 宮崎県 |
| 電気事業者 | 宮崎県企業局 |
| 発電所名 (認可出力) |
綾第一発電所北機(12,000kW) |
| 施工業者 | 熊谷組 |
| 着手年/竣工年 | 1957年/1960年 |
| 出典 | [1][2] |
綾北ダム(あやきたダム)は、宮崎県小林市 、一級河川・大淀川水系綾北川に建設されたダムである。
宮崎県が管理する高さ75.3メートルのアーチ式コンクリートダム。綾川(本庄川)総合開発事業の一環として綾南ダム(本庄川)と共に建設された。綾北川・本庄川・大淀川の治水および認可出力12,000キロワットの水力発電を目的とし、国庫の補助を受けて1960年(昭和35年)に完成した補助多目的ダムである。ダムによって形成された人造湖には、特に命名がされていない。
概要
大淀川水系最大の支流である本庄川第2次支流綾北川上流に位置するダムで、古賀根橋ダム、田代八重ダムとともに本庄川、大淀川の洪水調節をおよび発電を行っている。
周辺
周辺は九州中央山地国定公園の区域であり、名水百選 - 綾川湧水群、水源の森百選 - 綾の照葉樹林[3]「21世紀に残したい日本の自然百選」- 綾渓谷の照葉樹林[4]、森林浴の森百選 - 九州中央山地国定公園綾地区[5]にも選定されている。
関連項目
- ダム
- 日本のダム - 日本の多目的ダム一覧
- アーチ式コンクリートダム
- 都道府県営ダム
- 人造湖 - 日本の人造湖一覧
- 百選 - 名水百選 - 水源の森百選 - 森林浴の森百選 - 21世紀に残したい日本の自然百選
脚注
- 綾北ダムのページへのリンク