絵形花火/絵型花火
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:00 UTC 版)
すすき花火のバリエーション。古くから日本で親しまれてきた絵形(絵の描かれた紙で、絵柄に合わせて象られているもの)を手持ち花火を組み合わせたもので、絵形の先に薬筒が取り付けられている。絵形は幅広・厚めの紙でできており、正しく持てば持ち手として機能する。絵柄は子供の喜びそうなものが多い。デザイン的に特筆性が高いのは銃を模したもので、薬筒から噴出される火花をレーザー光線に見立てた「光線銃(花火光線銃)」は昭和時代からの定番としてジャンル化している。また、竹ひごなどの先端から吊り下げて下向きに四散する花火と踊るような動きを見せる絵形を楽しむタコ(蛸)の絵形花火のような変わっものもジャンル化しており、火花の噴き出し方で絵形がより面白い動きを見せるよう薬筒の数や方向を工夫したものもある。
※この「絵形花火/絵型花火」の解説は、「手持ち花火」の解説の一部です。
「絵形花火/絵型花火」を含む「手持ち花火」の記事については、「手持ち花火」の概要を参照ください。
- 絵形花火/絵型花火のページへのリンク