組曲第2番 (ラフマニノフ)とは? わかりやすく解説

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組曲第2番 (ラフマニノフ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 16:04 UTC 版)

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2台のピアノのための組曲第2番作品17は、セルゲイ・ラフマニノフピアノ・デュオ曲。1900年12月から1901年4月にかけて作曲された。交響曲第1番の失敗による神経衰弱のため、前作『楽興の時』作品16との間には5年ほどの空きがある。神経衰弱の克服後、当時親しく交際していたピアニストアレクサンドル・ゴリデンヴェイゼルのために最初にこの曲を作曲(献呈)することを思い立った。この組曲が作曲された時期に、ピアノ協奏曲第2番と同時に平行して作曲された。

初演は1901年11月24日モスクワにて、ラフマニノフ本人とアレクサンドル・ジロティのピアノで行われた。曲は1901年10月にグートハイル社から出版された。

曲は4つの楽章からなる。組曲第1番で見られるエピグラフは無く、純音楽的な組曲となっている。

  • 第1楽章 序奏、アラ・マルチャ、ハ長調、2分の2拍子。
  • 第2楽章 ワルツ、プレスト、ト長調、4分の3拍子。
  • 第3楽章 ロマンス、アンダンティーノ、変イ長調、8分の6拍子。
  • 第4楽章 タランテラ、プレスト、ハ短調、8分の6拍子。

参考文献

  • 「ラフマニノフ:2台のピアノのための組曲第1番・第2番」ASIN: B00005S0G8

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