紫の一本とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 状態 > 一本 > 紫の一本の意味・解説 

紫の一本

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/22 21:09 UTC 版)

紫の一本』(むらさきのひともと)は戸田茂睡による江戸時代前期の仮名草子浅草の隠者遺佚入道と四谷の下級武士陶々斎(陶々子)が気の赴くまま江戸各地を渡り歩く設定で、遺佚が和歌、陶々斎を漢詩を詠み、漫才的な問答を行い、時に騒動に巻き込まれる。江戸地誌としての体裁を取っているが、近代以降は文学的な価値が評価されている。成立は奥書・後書に天和2・3年とあるが、作中に貞享年間の詠歌を載せる。


  1. ^ a b c d e f 佐佐木(1913)
  2. ^ 吉田活堂『鵜舟のすさみ』、『百万塔』、『編修地誌備要典籍解題』3
  3. ^ a b c 水江(1975)
  4. ^ a b 横田(1989)
  5. ^ 「○慶長見聞集」斎藤月岑『睡余觚操』国立国会図書館蔵本、文久3年・1863年
  6. ^ 『戸田茂睡全集』国書刊行会、大正4年・1915年、218頁
  7. ^ 『仮名草子集成 第56巻』東京堂出版、2016年、222頁


「紫の一本」の続きの解説一覧




紫の一本と同じ種類の言葉

このページでは「ウィキペディア」から紫の一本を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から紫の一本を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書から紫の一本 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「紫の一本」の関連用語

紫の一本のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



紫の一本のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの紫の一本 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS