第78独立空中強襲連隊_(ウクライナ空中機動軍)とは? わかりやすく解説

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第78独立空中強襲連隊 (ウクライナ空中機動軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/24 01:51 UTC 版)

第78独立空中強襲連隊
78-й окремий десантно-штурмовий полк
創設 2022年2月24日
所属政体  ウクライナ
所属組織 ウクライナ空中機動軍
編制単位 連隊
兵科 空挺兵
兵種/任務 空中強襲作戦
通称号/略称 A7788
愛称 ヘルツ
上級単位 第7空中強襲軍団
戦歴 ロシアのウクライナ侵攻
指揮官 ヴャチェスラウ・ポナマレンコ大佐
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第78独立空中強襲連隊「ヘルツ」(だい78どくりつくうちゅうきょうしゅうれんたい ヘルツ、ウクライナ語: 78-й окремий десантно-штурмовий полк «Ґерць»)は、ウクライナ空中機動軍連隊第7空中強襲軍団隷下。

概要

ロシアのウクライナ侵攻

北部・キーウ戦線

2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、ウクライナ国家親衛隊特務中隊 ヘルツとして創設された。同月に北部キーウ州に配備され、ブチャ方面を防御し、4月にロシア軍はキーウ方面から撤退した[1]。以後はウクライナ国防省情報総局に編入し、秘密裏にズミイヌイ島エネルホダルの特殊作戦、クレミンナ方面の戦闘に参加した[2]

2023年4月、ウクライナ空中機動軍に編入し、第78特務連隊に改編された[1]

南部・ザポリージャ戦線

第78独立空中強襲連隊旗

2023年6月、南部ザポリージャ州ポロヒー地区に再配置され、オリヒウ方面に展開した[3]

2023年8月、空挺部隊化に伴い、第78独立空中強襲連隊に改編された[1]

東部・バフムート戦線

2023年11月、1個空中強襲大隊が東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムート南のホルリウカ方面を防御した[4]

東部・アウディーイウカ戦線

2024年4月、激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、友軍の救援でアウディーイウカ北のオチェレティネ方面を防御した[5]

ロシア・クルスク戦線

2024年8月、1個空中強襲大隊がロシアクルスク州に再配置され、セイム川方面に展開した[6]

東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線

2025年1月、北東部ハルキウ州クプヤンシク地区に再配置され、クプヤンシク方面で珍しい捕虜を捕らえたとして、11月までロシアのレストランに勤務していた51歳のイタリア人義勇兵を紹介した[7]

編制

  • 連隊本部
  • 第1空中強襲大隊
  • 第2空中強襲大隊
  • 第8独立小銃大隊
  • アヴァンギャルド強襲中隊
  • 砲兵大隊 ハンティング・オウルズ
  • 火力支援中隊
  • 無人システム大隊

出典

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