第78独立空中強襲連隊 (ウクライナ空中機動軍)
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第78独立空中強襲連隊 | |
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78-й окремий десантно-штурмовий полк | |
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創設 | 2022年2月24日 |
所属政体 | ![]() |
所属組織 | ![]() |
編制単位 | 連隊 |
兵科 | 空挺兵 |
兵種/任務 | 空中強襲作戦 |
通称号/略称 | A7788 |
愛称 | ヘルツ |
上級単位 | 第7空中強襲軍団 |
戦歴 | ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | ヴャチェスラウ・ポナマレンコ大佐 |
第78独立空中強襲連隊「ヘルツ」(だい78どくりつくうちゅうきょうしゅうれんたい ヘルツ、ウクライナ語: 78-й окремий десантно-штурмовий полк «Ґерць»)は、ウクライナ空中機動軍の連隊。第7空中強襲軍団隷下。
概要
ロシアのウクライナ侵攻
北部・キーウ戦線
2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻の影響に伴い、ウクライナ国家親衛隊特務中隊 ヘルツとして創設された。同月に北部キーウ州に配備され、ブチャ方面を防御し、4月にロシア軍はキーウ方面から撤退した[1]。以後はウクライナ国防省情報総局に編入し、秘密裏にズミイヌイ島、エネルホダルの特殊作戦、クレミンナ方面の戦闘に参加した[2]。
2023年4月、ウクライナ空中機動軍に編入し、第78特務連隊に改編された[1]。
南部・ザポリージャ戦線

2023年6月、南部ザポリージャ州ポロヒー地区に再配置され、オリヒウ方面に展開した[3]。
2023年8月、空挺部隊化に伴い、第78独立空中強襲連隊に改編された[1]。
東部・バフムート戦線
2023年11月、1個空中強襲大隊が東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムート南のホルリウカ方面を防御した[4]。
東部・アウディーイウカ戦線
2024年4月、激戦地の東部ドネツィク州ポクロウシク地区に再配置され、友軍の救援でアウディーイウカ北のオチェレティネ方面を防御した[5]。
ロシア・クルスク戦線
2024年8月、1個空中強襲大隊がロシア・クルスク州に再配置され、セイム川方面に展開した[6]。
東部・スヴァトヴェ-クレミンナ戦線
2025年1月、北東部ハルキウ州クプヤンシク地区に再配置され、クプヤンシク方面で珍しい捕虜を捕らえたとして、11月までロシアのレストランに勤務していた51歳のイタリア人義勇兵を紹介した[7]。
編制
出典
- ^ a b c 第78独立空中強襲連隊 ミリタリー・ランド
- ^ ПРО ПІДРОЗДІЛ 第78独立空中強襲連隊公式サイト
- ^ В Івано-Франківській громаді попрощаються з військовим та волонтером Віталієм Дзібієм ススピーリネ
- ^ Recap Deployment Map changes – Week 47 ミリタリー・ランド
- ^ Присвоєння почесного звання Героя України (посмертно) військовослужюовцю збройних сил України Кухарчуку Олександру Івановичу. ウクライナ大統領府
- ^ 第413無人攻撃機大隊 Telegram
- ^ Біля Куп'янська десантники взяли у полон громадянина Італії, який воював на боці РФ ススピーリネ
外部リンク
- 第78独立空中強襲連隊_(ウクライナ空中機動軍)のページへのリンク