第3章「『愛の悲しみ』を聞きながら」
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「アグネス白書」の記事における「第3章「『愛の悲しみ』を聞きながら」」の解説
しーのは菊花の漫画の材料とするのに協力するため、光太郎に連れられて北海大学へ向かった。そこで光太郎は友人にしーのを「いも」、つまり恋人と紹介する。光太郎が佳子女史に捕まっている間に光太郎の友人に案内されて、その友人の所属するオーケストラ部の練習を見学する。そこで理想が服を着て歩いてきたような里崎さんと出会い、夢中になってしまう。しーのはどうしても里崎さんが忘れられずに、光太郎には内緒で菊花と共に再び北海大学のオーケストラ部の見学へ出かける。里崎さんは助っ人であるためにその日は不在であり、また彼女がいるということも知らされるが、しーのはそういう意味で夢中になったわけではなかった。その代わりに偶然、部員の恋人の差し入れにやってきていた朝衣の姉の雪ちゃんと再会し、その恋人の前田さんと楽しい時を過ごす。同時に朝衣を含めた3人の関係の一端を知り、帰舎後には朝衣により詳しい説明を受ける。同時に理想は理想で現実の光太郎を大切にしろといわれるが、しーのにはピンとこない。だが光太郎はもちろんしーのが里崎に会いに内緒で大学に来たことを快く思わず、挙句の果てに「恋人となんて紹介されて迷惑なんだから」などとしーのが言ったことに対し、「じゃ、これで、さようなら」と立ち去ってしまう。しかし強情なしーのは謝る事もできず、朝衣とまたも北海大学のオーケストラ部の見学へ向かうのであった。
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