第21次西成暴動とは? わかりやすく解説

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第21次西成暴動

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 06:01 UTC 版)

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第21次西成暴動(だい21じにしなりぼうどう)とは、1973年(昭和48年)6月大阪府大阪市西成区あいりん地区(通称釜ヶ崎)で発生した日雇い労働者による暴動事件。「第21次釜ヶ崎暴動」ともいう。

事件の概要

1973年6月14日夜、あいりん地区で酔っ払いの喧嘩をきっかけに暴動が発生した。この騒ぎそのものは間もなく沈静化したが、新左翼系の釜ヶ崎共闘会議は翌日の6月15日に「樺美智子さん追悼6・15記念集会」の開催を予定しており、不穏な空気が立ち込め始めた。

6月15日午後、天王寺公園で「樺美智子さん追悼6・15記念集会」が開催された。集会そのものは平穏に終わったが、その後のデモ行進で一部のデモ隊が予定のコースを外れてあいりん地区に向かおうとした。大阪府警察機動隊がこれを制しようとしたところ、もみ合いとなり、投石するなどの騒ぎを起した。午後9時15分頃になると、約400人があいりん地区内の路上に集結し、通行人などを襲って怪我をさせた。

6月16日夜もあいりん地区では、暴動が散発的に起きていた。

参考文献

  • 朝日新聞(大阪版)』1973年6月16日朝刊、6月17日朝刊
  • 毎日新聞(大阪版)』1973年6月16日朝刊、6月17日朝刊

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