第参話「滅 覚醒」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 23:26 UTC 版)
「鴉 -KARAS-」の記事における「第参話「滅 覚醒」」の解説
炎の中から現れた「御座・鵺」を切り捨てるように命じるゆりね。だが、乙羽にはどうしてもその命令にしたがうことができなかった。過去を捨て、「鴉」となったはずの乙羽にわずかに残る記憶の断片。二体の御座を失い、本格的な鴉抹殺にのり出す廻向。特命を受けた鎌鼬と土蜘蛛が向かった先は、乙羽のいる施療院ではなく、新宿区内のある病院だった。一方、深手を負った鵺の傷を癒すため、鵺を兄貴と慕う雨降り小僧は血液パックを求めて病院へと忍び込む。そこで雨降り小僧が目にしたのは、昏睡状態で眠り続ける乙羽の姿だった。人間の霊体がゆりねと契約を交わすことによって鴉は生まれる。そして廻向の狙いは、この乙羽の本体の抹殺にあった。鵺の助太刀もあり本体への攻撃を寸前で食い止めた鴉だったが、その隙にゆりねを奪われ、鴉の契約が切られた瞬間、本体の乙羽が目を覚ます。
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