笠井謙一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/05/25 09:19 UTC 版)
笠井 謙一（かさい けんいち、1954年〈昭和29年〉[1] - ）は、日本の地方公務員。東京都スポーツ振興局長、同総務局長などを歴任。瑞宝小綬章受章。
人物・経歴
東京都出身。東京都庁に入職し、新都市建設公社総務部長、総務局国体推進部長、同局行政部長などを経て、2010年 (平成22年) ７月に新設されたスポーツ振興局初代局長に就任[2]。翌年に開催される全国障害者スポーツ大会の東京大会を見据え、障害者スポーツの振興に取り組んだ[1]。2011年7月 同職を細井優と交代し比留間英人の後任として総務局長[3]。東日本大震災の際、都内で約352万人の帰宅困難者が発生したことを受け、「帰宅困難者対策条例」を策定した[4]。2013年 7月 同職を中西充と交代し東京都庁退職[5]。
都退職後は建設資源広域利用センター代表取締役社長[6]、一般財団法人東京都人材支援事業団代表[7]。
栄典
2025年 令和7年春の叙勲で地方自治功労により瑞宝小綬章受章[8]
脚注
- ^ a b “～東京都「スポーツ振興局」の試み～（1/4）”. 清水建設 (2010年10月7日). 2025年5月25日閲覧。
- ^ 平成22年 2010年7月23日付 官報 本紙 第5360号 10頁
- ^ 平成23年 2011年8月12日付 官報 本紙 第5617号 7頁
- ^ “局長に聞く 41自助・共助の取組を強化”. 都政新聞. 2025年5月25日閲覧。
- ^ 平成25年 2013年8月8日付 官報 本紙 第6105号 7頁
- ^ 平成30年 2018年7月2日付 官報 号外 第143号 161頁
- ^ “一般財団法人東京都人材支援事業団の団体基本情報”. activo. 2025年5月25日閲覧。
- ^ “令和7年春の叙勲勲章受章者名簿”. 総務省. p. 2. 2025年5月25日閲覧。
|
|
|
|
|
|
- 笠井謙一のページへのリンク
