空気予熱器とは? わかりやすく解説

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くうき‐よねつき【空気予熱器】

読み方:くうきよねつき

蒸気ボイラーで、燃焼用に送り込む空気をあらかじめ加熱する装置燃料点火容易にし、燃焼効率高めるために用いる。加熱にはボイラーから排出される熱を利用


空気予熱器

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/09 08:56 UTC 版)

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空気予熱器(くうきよねつき)とは、燃焼機器において、燃焼用空気を余熱する熱交換器である。

概要

空気予熱器には、熱源として蒸気を用いるものと排ガスを用いるものとがある[1]。蒸気式空気予熱器をガス式予熱器の低温腐食防止のために、その上流に設置する場合がある。それぞれを単独で設置することもある。

利点

  • 熱効率が向上する。
  • 燃焼が安定する(理論空気量に近い空気量が可能となる)。
  • 燃焼室内温度が上昇する(伝熱部の温度が上昇し熱吸収が多くなる)。
  • 低品位燃料(水分が多い)の燃焼に有効である。

分類

排ガス式空気予熱器には次のものがある。

  • 熱交換式 : 排ガスの熱を伝熱面で隔てられた給気側へ伝えるもの
  • 再生式 : 排ガスで加熱された蓄熱材が給気側へ移動して予熱するもの

参考文献

  1. ^ 『二級ボイラー技士教本』 日本ボイラ協会 2014年 p84



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