究極Q太郎とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 究極Q太郎の意味・解説 

究極Q太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/22 20:49 UTC 版)

究極Q太郎(きゅうきょくQたろう 1967年 - )は、日本詩人社会運動家

概要

埼玉県出身[1]1986年に「飯島詭理」名義で現代詩手帖賞を受賞する[2]障害者運動やアナキズム運動を行ってきて、1990年代よりだめ連で活動[3]。だめ連のリーダー[4]早稲田大学文学部の前の交流スペース「あかね」を立ち上げる[3]

1995年より廃人餓号と共に学習会・詩の会を主催[5]1999年にはだめ連が『だめ』という書籍を出版。この書籍には究極Q太郎の詩というコーナーが設けられる[5]

1990年代後半より現代思想現代詩手帖やVOLなどに寄稿[2]2018年には雑誌『甦―Rebirth』を創刊[6]

だめ連では交流やトークを中心に活動してきた。トークではお互いの人生の駄目について語り合ってきた。自身のことを真剣に話し、相手の話に向き合うことを最重視してきた。トークのテーマは比較的日常生活のことであるが、それを問題化して語ってきた[7]

詩集

  • 『ラブ・アイリス・ライフ』(私家版、1998年)
  • 『究極Q太郎の詩(上) 名無しの名前』(私家版、2004年)
  • 『究極Q太郎の詩集』(一〇〇〇番出版、2005年)
  • 『蜻蛉(あきづ)の散歩 ~散歩依存症』(私家版、2018年)
  • 詩・論考集『にしこく挽歌』(私家版、2023年)
  • 『道へのオード/ガザの上にも月はのぼる』(私家版、2024年)
  • 『究極Q太郎詩集 散歩依存症』(現代書館、2024年)

脚注

出典

  1. ^ 分裂するブラック・ミュージック|ムリウイ”. note(ノート) (2023年9月28日). 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ a b 子午線”. ツバメ出版流通. 2024年7月21日閲覧。
  3. ^ a b 子午線 原理・形態・批評 Vol.6”. 書肆 子午線. 2024年7月21日閲覧。
  4. ^ 閉ざす小集団と、開く心”. 集英社新書プラス. 2024年7月21日閲覧。
  5. ^ a b POETRY CALENDAR TOKYO”. pct_web.tripod.com. 2024年7月21日閲覧。
  6. ^ ira_k (2018年9月4日). “甦―Rebirth 創刊号”. IRREGULAR RHYTHM ASYLUM. 2024年7月21日閲覧。
  7. ^ 福井孝宗「90年代における若者運動「だめ連」とマスメディア」『京都大学生涯教育学・図書館情報学研究』第11巻、京都大学大学院教育学研究科生涯教育学講座、2012年3月、59-80頁、CRID 1050282810713920000hdl:2433/158657ISSN 1347-1562 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  究極Q太郎のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「究極Q太郎」の関連用語

究極Q太郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



究極Q太郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの究極Q太郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS