穴

Juggling用語事典

穴

読み方：あな
【英】：Gap(Hole)

実際にそこにないボールをそこにあるかのようにジャグリングすることを、パターンに穴をあけるという。 例えば3ボールカスケードを2つのボールでジャグリングしてみる。このとき想像上でもう1つのボールがあると思い込んで、手を動かしてみるのである。この想像上のボールが穴である。 例えばパターンからボールを1つだけスティールされたとする。このときスティールされた側は元のパターンから1つ穴のあいたパターンをジャグリングし続ける。次にスティールをした人がこの穴にボールを戻してあげれば、まるで何事もなかったかのようにジャグリングは続いていくのである。なれないうちはどこでボールを入れればいいのか戸惑うものだが、パターンの穴の動きを注意深く観察すればそのタイミングは自然につかめる。 これは5ボールカスケードからでも可能である。成功するとかなり気持ちいい。 パッシングのパターンでもこの考え方は非常に有効である。1つクラブを落としてもパターンに穴をあけたまま、想像上のクラブをパッシングしつづける。そしてうまく自分の側に穴が来たときクラブを拾い上げるのである。 穴はギャップ、ホールとも呼ばれる。