禽獣座(きんじゅうざ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/10 20:34 UTC 版)
鳥獣座(ちょうじゅうざ)ともいう。普賢延命菩薩・文殊菩薩・大威徳明王・孔雀明王などは、それぞれが白象・獅子・牛・孔雀を乗り物としているため、坐す形をとった時は、これら聖なる禽獣(鳥獣)そのものか、それをメインモチーフとしてもっと複雑にデザインされた仏座に腰を下ろしており、これらを総じて「禽獣座」という。また、右列の画像で示したように、多層構造になった仏座の基部として禽獣座が据えられる場合も多い。
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