福田源三郎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/04/13 03:06 UTC 版)
福田 源三郎(ふくだ げんざぶろう、安政4年11月22日(1858年1月6日) - 大正10年(1921年)9月7日)は、明治時代から大正時代の郷土史家。菱州と号した。
人物
安政4年11月22日(1858年1月6日)、旧福井城下に生まれる[1]。23歳のとき、橘曙覧の高弟・河津直入に師事し、国学を学ぶ[1][2]。また、福井藩儒・伴閑山の下でも学問を修めた[3]。
扇子製造業を営む傍ら、郷土先人の研究を行い、『新田義貞伝』『柴田勝家伝』『由利公正伝』などを著す[1][2]。また、福田の代表的著作に『越前人物志』があり、これは「越前における歴史人物の研究の最初」と評価されている[1]。
大正10年(1921年)、65歳で没した[2]。
脚注
参考文献
関連項目
- 福田源三郎のページへのリンク