祠の灯り
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/11 09:33 UTC 版)
夜に1人で青藻ヶ沼に来た平太は、小高い崖に埋まるように建った古い祠の中に肌の白い女の姿を見る。そして、女から良い匂いのする布をもらい受ける。平太は、甘い菓子をもらえたりするので、女に会うことが楽しみになり、何度もその祠を訪れるようになる。やがて平太は、女に何かをあげたいと思うようになり、ある時は木の髪飾りを差し出す。女が座る卓の横にある棚には、透ける壺がぎっしりと載せられていた。そのことを知った平太の兄らは、その壺を手に入れようと、平太の後について祠に行く……。
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