石裂山とは? わかりやすく解説

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石裂山

読み方:オザクサン(ozakusan)

正称 加蘇山神社

教団 神社本庁

所在 栃木県鹿沼市

祭神 磐裂命 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

石裂山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/29 05:06 UTC 版)

石裂山
西剣ノ峰からの石裂山
標高 1,020[1][2] m
所在地 日本
栃木県鹿沼市
位置 北緯36度35分50秒 東経139度34分53秒 / 北緯36.59722度 東経139.58139度 / 36.59722; 139.58139座標: 北緯36度35分50秒 東経139度34分53秒 / 北緯36.59722度 東経139.58139度 / 36.59722; 139.58139
山系 足尾山地
石裂山の位置
プロジェクト 山
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石裂山(おざくさん、尾鑿山[3])は、栃木県鹿沼市入粟野、同市上久我にまたがる標高879mの山。賀蘇山神社、加蘇山神社の御神体にとされている[4]

概要

石裂山(尾鑿山)は前日光県立自然公園の南東端に位置し、日光連山足尾山地、安蘇山塊の絶好の展望台となっている。 勝道上人の開山とも伝えられ、古くから「おざく信仰」の山として知られる。 麓には鹿沼側に加蘇山神社、粟野側に賀蘇山神社がある。六国史の『三代実録』にも登場する古社で、五穀豊穣、商売繁盛の神として江戸時代には関東一円に10万人もの信者がいたとされる。石裂山(尾鑿山)には両社の奥社がそれぞれあり信仰されてきたが、現在は信者の数も少なくなっている。

登山

低山だが岩場や痩せ尾根が多く、梯子や鎖場の変化に富んだコースである。滑落事故も起きているため、十分注意する必要がある[4]。また春先にはイワカガミカタクリヤシオツツジも咲き誇る。

加蘇山神社 - 千本桂 - 奥の宮 - 東剣ノ峰 - 西剣ノ峰 - 石裂山 - 月山 - 加蘇山神社の周遊ルートがある(所要時間は約4時間)[4]。千本桂と奥の宮の間には「行者返しの岩」と呼ばれる石裂山最長の鎖場がある[4]

アクセス

ギャラリー

脚注

  1. ^ 国土地理院地図、2020年8月閲覧
  2. ^ 日本の主な山岳標高: 栃木県の山 - 国土地理院、2020年8月閲覧
  3. ^ 栃木県歴史散歩編集委員会『栃木県の歴史散歩』山川出版社、2007年、128頁。ISBN 978-4-634-24609-6 
  4. ^ a b c d 鹿沼登山ガイド 山歩道”. 鹿沼市. 2022年12月1日閲覧。

関連項目



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