短冊タイプ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/11 22:57 UTC 版)
主に狭い範囲を細かく測る時に使われる(広い範囲を大まかに測れるタイプもある)。それぞれの測定可能範囲によって名前が付けられており、pH0.0 - 1.6・pH6.6 - 8.2を測れるものがPR(フェノールレッド)試験紙、pH0.4 - 2.0・pH7.2 - 8.8を測れるものがCR(クレゾールレッド)試験紙、pH1.4 - 3.0・pH8.0 - 9.6を測れるものがTB(チモールブルー)試験紙、pH2.8 - 4.4を測れるものがBPB(ブロムフェノールブルー)試験紙、pH3.2 - 5.6を測れるものがPB試験紙、pH3.4 - 6.4を測れるものがPP試験紙、pH4.0 - 5.6を測れるものがBCG(ブロムクレゾールグリーン)試験紙、pH5.0 - 6.6を測れるものがCPR(クロールフェノールレッド)試験紙、pH5.4 - 7.0を測れるものがMR(メチルレッド)試験紙、pH5.6 - 7.2を測れるものがBCP(ブロムクレゾールパープル)試験紙、pH6.2 - 7.8を測れるものがBTB(ブロムチモールブルー)試験紙、pH10.0 - 12.0を測れるものがAZY(アリザリンイエロー)試験紙、pH11.0 - 13.6を測れるものがALB(アルカリブルー)試験紙という名前になっている。以前はロールタイプではなくこちらの方が一般的だった。長さは約4cm、幅 は約7mm。
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