矢印信号全般
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 07:22 UTC 版)
左折または右折の青矢信号によって右左折する場合であっても、右左折の先で交差する横断歩道の歩行者用信号が青の場合がある。その場合、歩行者優先である。 左折または直進の青矢信号によって左折または直進する場合であっても、対向車が信号に基づき左折、直進または右折する場合がある。ただし、この場合も右折車両に対し直進車両または左折車両が優先するのは変わらない。 なお、右折の青矢信号により右折する場合は、対向車が信号に基づき直進する事は、運用上は基本的にない。 以上のことから、矢印信号全般について、その方向に進む場合において、他の交差する交通に対し優先である事を示すものではない。 また運用上、対面信号が青信号またはいずれかの青矢信号である場合においても、交差道路から交錯しない方向への青矢信号などが出る場合がある。例として、対面信号が右折の青矢である場合に、右側交差道路から左折の青矢が出る場合がある。この場合で狭い交差点だと、対面側からショートカット右折したり、または右側交差道路から大型車両が左折してくると正面衝突の危険がある。
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