相続王座決定戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/29 06:32 UTC 版)
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Splitting Heirs | |
監督 | ロバート・ヤング |
脚本 | エリック・アイドル |
製作 |
サイモン・ボサンケット レッドモンド・モリス |
製作総指揮 | エリック・アイドル |
出演者 |
エリック・アイドル リック・モラニス バーバラ・ハーシー ジョン・クリーズ |
音楽 | マイケル・ケイメン |
撮影 | トニー・P・ロバーツ |
配給 | ユニヴァーサル映画 |
公開 |
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上映時間 | 86分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
興行収入 | $3,246,000 (USA) |
相続王座決定戦(そうぞくおうざけっていせん 英: Spilitting Heirs)は、1993年にアメリカで製作されたエリック・アイドル主演のブラック・コメディ。
概要
『ゴーストバスターズ』や『ミクロキッズ』で知られる俳優のリック・モラニスと、モンティ・パイソンの元メンバーであるエリック・アイドルが共演した本作は、アイドル自身が脚本を執筆し、製作総指揮をつとめ、主題歌も歌っている。コメディアンのエリック・アイドルが脚本ということだけあって、随所に皮肉やユーモアが見受けられる。日本では劇場未公開作品だが、ブレイク前のキャサリン・ゼタ=ジョーンズを見ることが出来る貴重な作品である。個性あふれる出演陣の一人としてモンティ・パイソンのメンバーから、ジョン・クリーズも怪しい弁護士役として参加している。
あらすじ
イギリスはロンドン郊外の町で、インド人移民の家庭で養子として暮らすトミー(エリック・アイドル)。トミーは自分をインド人であると信じ込み、銀行の株式ブローカーとして日々真面目に働くサラリーマンであった。だが、そんなトミーにある日転機が訪れる。銀行主であるボーンマス公爵が水難事故で死亡してしまうのだ。その為、跡取りとしてアメリカからやって来た“息子”のヘンリー(リック・モラニス)の面倒を見ることになったトミーは、ヘンリーの計らいで一躍大出世する。
事がうまく進み始めてきた頃、トミーは実は自分はボーンマス家の人間で、赤ん坊の頃にすり替えられたことが原因でヘンリーが公爵になり、15代目の公爵は自分であるという重大な事実を知る。そんなことともつゆ知らず、ヘンリーは美人なフィアンセのキティ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)とよろしくやりながら、自慢げにトミーにボーンマス家の豪華さを見せびらかす日々。
そんなヘンリーに次第に憎しみを抱き始めたトミーは、あるとき怪しげな弁護士(ジョン・クリーズ)にヘンリー殺害をたきつけられる。その気になり始めたトミーは、本来なら実の母親であるルシンダ(バーバラ・ハーシー)から強引に迫られながらもボーンマス家に近づき、彼の殺害を実行しようとするのだが、事はなかなかうまく行かず…。
キャスト
- トミー・バタフライ・レインボー・ピース・パテル - エリック・アイドル
- ヘンリー・ブロック - リック・モラニス
- ルシンダ - バーバラ・ハーシー
- キティ - キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
- ラオール・シャドグラインド - ジョン・クリーズ
- アンジェラ - サディ・フロスト
- ミセス・ブロック - ブレンダ・ブルース
スタッフ
- 監督:ロバート・ヤング
- 製作:サイモン・ボサンケット&レッドモンド・モリス
- 製作総指揮:エリック・アイドル
- 脚本:エリック・アイドル
- 音楽:マイケル・ケイメン
- 撮影:トニー・P・ロバーツ
- 主題歌:エリック・アイドル
外部リンク
- 相続王座決定戦 - allcinema
- Splitting Heirs - オールムービー(英語)
- Splitting Heirs - インターネット・ムービー・データベース(英語)
- 相続王座決定戦のページへのリンク