白山道奥磨崖仏とは? わかりやすく解説

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白山道奥磨崖仏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/19 00:26 UTC 版)

地図

白山道奥磨崖仏(しらやまみちおくまがいぶつ)は[1]神奈川県横浜市金沢区釜利谷南に残る古道白山道」の谷奥にある磨崖仏である[2][3]。顔だけで4メートルもあるというが、ほとんど風化し、所在位置や輪郭が解りづらくなっている[4]

現状

鎌倉時代に、金沢の称名寺から発し、六浦荘富田郷(蒲里谷郷)を抜けて山越えして鎌倉に至る、白山道が開かれたと言われる。白山道は、釜利谷南を流れる宮川の渓谷(平潟湾に流入する)を通って山を越えるが、谷の一番奥にこの磨崖仏がある[5]

いつごろ造られたかはっきりせず、東にある東光禅寺との関係で薬師如来像ではないかという[2]

六浦道沿いの鼻欠地蔵とあわせて横浜に2つしかない磨崖仏の1つで、案内看板もあるが、顔の位置すらよくわからない。

1983年撮影の写真のリンクはこちら→https://openphoto.app/c/kanazawaku/photo/14408[6]?

脚注

  1. ^ 横浜金沢観光協会のように「はくさんどうおくまがいぶつ」になっている情報源もある。
  2. ^ a b 白山道奥磨崖仏”. 一般社団法人横浜金沢観光協会. 2020年11月21日閲覧。
  3. ^ 白山道(横浜金澤散策コース)一般社団法人横浜金沢観光協会
  4. ^ 金沢区『金沢の古道』(1984年)13ページ
  5. ^ 神奈川県『かながわの古道』(1980年)118ページ
  6. ^ S58.7.4_白山道磨崖仏(1)”. OpenPhoto. 2024年5月19日閲覧。

参考資料

  • 『かながわの古道』神奈川県県民部文化室編 1980年6月30日(第3刷)114頁、118-119頁
  • 『金沢の古道』横浜市金沢区編 1984年(昭和59年)3月1日刊行 13-15頁、22頁

関連項目

座標: 北緯35度20分10.3秒 東経139度35分57.1秒 / 北緯35.336194度 東経139.599194度 / 35.336194; 139.599194




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