疾患そのものを治癒させることは可能か
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 07:58 UTC 版)
「関節リウマチ」の記事における「疾患そのものを治癒させることは可能か」の解説
他のリウマチ性疾患と同じく、原因そのものをなおす治療法は存在しない。しかし、最近の知見[いつ?]では発症早期(5年以内)からの抗サイトカイン療法によって、30~50%の症例で臨床的寛解(DAS28<2.6)が得られることが分かってきており、なかでもインフリキシマブ(商品名レミケード)においては、臨床的寛解に突入後、一定条件を満たす事ができれば投与を中止しても臨床的寛解がその後も持続することが確認されている。この抗サイトカイン療法の中止に加えて、その他のDMARDs、ステロイド等を含む全ての治療薬を中止できた状態(drug-free)は「真の寛解」と呼ばれ、数年後の治療目標とされている。
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