異硬度パッド
一体発泡により成形しながら、目的に合わせて部分部分の硬度(密度)を変えたウレタンパッド(シートの部材)のこと。フルフォームタイプのシートが主流の今日、シートの構造や組立て工程を複雑化せずに、座り心地やサポート性を向上できる利点がある。一体発泡技術が実用化されてから日が浅いため、全体の硬度が同じ一般のウレタンパッドに比べて生産コストが増す。そのため安価なクルマへの普及率は低い。日本ではミドルクラス以上のクルマに採用されはじめた段階である。
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