生産性改善の利益
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 09:48 UTC 版)
中間財を輸入・投入することによる企業の生産性の向上による利益。ポール・ローマーやグロスマン&ヘルプマンらは、中間財投入の範囲拡大が成長の原動力になると考えた。ただし、これは中間財貿易の利益と同じことである。 ロバート・フィーンストラは、またメリッツらの新々貿易を引用して、貿易に従事する企業はそうでな企業より生産性が高いので、貿易の自由化は生産性の低い企業を排除することによる生産性向上が望めるとしている。これは競争の激化による利益の一種であろう。
※この「生産性改善の利益」の解説は、「貿易理論」の解説の一部です。
「生産性改善の利益」を含む「貿易理論」の記事については、「貿易理論」の概要を参照ください。
- 生産性改善の利益のページへのリンク