瓦礫の下の医療とは? わかりやすく解説

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がれき‐の‐した‐の‐いりょう〔グワレキ‐イレウ〕【瓦×礫の下の医療】

読み方:がれきのしたのいりょう

シー‐エス‐エムCSM


瓦礫の下の医療

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 06:11 UTC 版)

瓦礫の下の医療(がれきのしたのいりょう、英: confined space medicine, CSM)とは、地震事故などの災害現場で、崩れた家や岩などで挟まれた人を救出する災害医療の一つである[1]。1990年代の初めに米国で生まれた言葉[1]。倒壊した建築物などに閉じ込められている生存者に対し、救急搬出前にその場で治療を行う[2]クラッシュ症候群の防止などに効果があるとされている[2]。救急車で運ばれて来る負傷者を待ち受ける救急医療と違い、現場に出向いて、悪条件下の現場で救命治療を行う医師看護師チームには、特別な器具類や訓練が必要である。閉じ込められている場所に毛布を差し入れたり、動けない負傷者には必要な点滴酸素吸入応急手当てなどをする。2005年4月、兵庫県尼崎市で起きたJR福知山線脱線事故で注目を浴びた[1]

脚注

  1. ^ a b c 知恵蔵『がれきの下の医療』 - コトバンク
  2. ^ a b デジタル大辞泉『CSM』 - コトバンク

関連項目



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