玉藻稲荷神社とは? わかりやすく解説

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玉藻稲荷神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/14 08:50 UTC 版)

玉藻稲荷神社
所在地 栃木県大田原市蜂巣709
主祭神 玉藻前倉稲魂命
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玉藻稲荷神社(たまもいなりじんじゃ)は、栃木県大田原市神社

概要

鳥羽院が病気の折に、陰陽師・安倍泰成の祈祷でその正体をあらわにした玉藻前は、この地に逃げ込み、蝉に身をかえ桜の木の陰に隠れていたが、須藤権守貞信三浦介義明千葉介常胤上総介広常らの討伐軍によって、桜の木の側にあった池(現在神社の境内にある鏡が池)に映った真の姿を見つけられ、討たれてしまったという[1][2]。当社の北600メートルの県道沿いに、川西町文化会が建立した「狐塚之址」碑がある。

社伝によれば、建久4年(1193年)、源頼朝が那須野の狩りの際、当社に参詣したという。

また元禄2年(1689年)4月12日、松尾芭蕉がここ篠原の地を訪れている。『おくのほそ道』に、

「ひとひ郊外に逍遥して、犬追物の跡を一見し那須の篠原をわけて、玉藻の前の古墳をとふ。」とある。

境内に芭蕉の「秣おふ人を枝折の夏野哉」の句碑と源実朝の「もののふの 矢並つくろふ 籠手のうへに 霰たばしる 那須の篠原」の歌碑がある。

境内

アクセス

脚注

  1. ^ 『絵本三国妖婦伝』
  2. ^ 玉藻稲荷神社(大田原市の観光案内)”. 大田原市. 2022年2月23日閲覧。

関連項目

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