玉櫻ことの
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/24 13:37 UTC 版)
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名前 | ||||||
愛称 | こと、こっちゃん[1] | |||||
カタカナ | タマザクラ コトノ | |||||
ラテン文字 | TAMAZAKURA Kotono | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
![]() | |||||
生年月日 | 1998年2月17日(27歳)[1] | |||||
出身地 | 奈良県[1] | |||||
身長 | 152cm[1] | |||||
体重 | 40kg[1] | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | FW | |||||
背番号 | 20 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
香芝市三和スポーツ少年団[1] | ||||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2013-2025 |
![]() /セレッソ大阪ヤンマーレディース | 78 | (17) | |||
通算 | 78 | (17) | ||||
1. 国内リーグ戦に限る。2024年5月26日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
玉櫻 ことの(たまざくら ことの、1998年2月17日 - )は、奈良県出身[1]の元女子サッカー選手。現役時代のポジションはフォワード。セレッソ大阪堺レディース(現セレッソ大阪ヤンマーレディース)1期生。
経歴
ユース
姉の影響で小学2年生からサッカーを始める[2]。
2010年4月からJリーグクラブセレッソ大阪が若年代の女子サッカー選手の振興を図るべくセレッソ大阪レディースU-15を立ち上げると聞き、セレクションを受け合格、1期生となった[3][2]。
2011年、第16回JFA 全日本U-15女子サッカー選手権大会関西予選の決勝戦で先制点を決めてチームの優勝、全国大会出場に貢献した[4]。
2014年、チャレンジリーグ第10節から第13節まで4試合連続ゴール。
2016年、なでしこリーグカップ2部Bグループ第2節でハットトリックを達成[5]。同年11月、右膝前十字靱帯を損傷[6][2]。この怪我の影響で翌2017シーズンは出場が無かった。
シニア
2018年、ヤンマーホールディングス株式会社にインターン生として迎えられたのち、2020年から入社した[7][8]。
2018年3月、U-20日本女子代表メンバーに選出[9]。同年8月の2018 FIFA U-20女子ワールドカップを目指していた4月に左膝前十字靱帯を損傷した[6][2]。
2025年4月2日に同年3月31日をもって現役を引退したことが発表された[10]。
人物
セレッソ大阪レディースU-15立ち上げ時の選手の一人であり、他クラブからの補強が少ない育成型クラブのため、現在のセレッソ大阪ヤンマーレディースの最古参選手の一人であり最年長学年である(2024年5月現在)。2021年、松原志歩のサンフレッチェ広島レジーナへの完全移籍[11]と、2023-24シーズンで古澤留衣が現役引退し、1期生は玉櫻1人になった。
個人成績
クラブ
国内大会個人成績 | |||||||||||
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年度 | クラブ | 背番号 | リーグ | リーグ戦 | リーグ杯 | オープン杯 | 期間通算 | ||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
日本 | リーグ戦 | リーグ杯 | 皇后杯 | 期間通算 | |||||||
2013 | セレッソ大阪堺レディース | 11 | チャレンジ | 11 | 1 | - | 1 | 0 | 12 | 1 | |
2014 | 20 | 21 | 8 | - | - | - | 21 | 8 | |||
2015 | チャレンジWEST | 16 | 4 | - | - | - | 16 | 4 | |||
2016 | なでしこ2部 | 16 | 4 | 9 | 5 | 2 | 2 | 27 | 11 | ||
2017 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | |||
2018 | なでしこ1部 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | ||
2019 | なでしこ2部 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | ||
2020 | なでしこ1部 | 2 | 0 | - | 1 | 0 | 3 | 0 | |||
2021 | 2 | 0 | - | 0 | 0 | 2 | 0 | ||||
2022 | 0 | 0 | - | 2 | 0 | 2 | 0 | ||||
2023-24 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | WE | 7 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 | |
2024-25 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | |||
通算 | 日本 | 1部 | 11 | 0 | 5 | 0 | 1 | 0 | 17 | 0 | |
日本 | 2部 | 51 | 13 | 9 | 5 | 5 | 2 | 65 | 20 | ||
日本 | 3部 | 16 | 4 | - | 0 | 0 | 16 | 4 | |||
総通算 | 78 | 17 | 14 | 5 | 6 | 2 | 98 | 24 |
- 日本女子サッカーリーグ
- 初出場 - 2013年5月5日 チャレンジリーグ 第5節 バニーズ京都SC戦 (南津守さくら公園スポーツ広場(天然芝))[12]
- 初得点 - 2013年9月8日 チャレンジリーグ 第20節 ジュ ブリーレ鹿児島戦 (霧島市国分陸上競技場)[12]
- WEリーグ
- 初出場 - 2023年11月23日 第3節 AC長野パルセイロ・レディース戦 (ヨドコウ桜スタジアム)[13]
タイトル
クラブ
- セレッソ大阪堺ガールズ
- JFA 全日本U-18女子サッカー選手権大会:1回 (2015年)
- 高円宮妃杯 JFA 全日本U-15女子サッカー選手権大会:1回(2015)
- セレッソ大阪堺レディース
- プレナスチャレンジリーグWEST: 1回 (2015年、無敗優勝)
- なでしこリーグカップ2部: 2回 (2017年、2019年)
脚注
出典
- ^ a b c d e f g “玉櫻 ことの”. セレッソ大阪ヤンマーレディース. 2024年7月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年4月14日閲覧。
- ^ a b c d “2度の膝靱帯損傷、リハビリ続け「なでしこ」目指す”. 朝日新聞DIGITAL (2018年9月23日). 2023年1月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月26日閲覧。
- ^ “セレッソ大阪レディースU‐15設立及びセレクションの実施について【再掲】”. 2022年4月20日閲覧。
- ^ “「第16回全日本女子ユース(U-15)サッカー選手権大会関西予選」結果【レディースU-15】”. セレッソ大阪. 2021年10月26日閲覧。
- ^ “2016プレナスなでしこリーグカップ2部 Bグループ 第2節”. 一般社団法人日本女子サッカーリーグ. 2021年10月26日閲覧。
- ^ a b “再び膝のけが、もう一度復帰目指すのか 出した答えは”. 朝日新聞DIGITAL (2018年9月20日). 2021年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月26日閲覧。
- ^ “産業機械メーカーの『ヤンマー』が 女子サッカーのキャリアサポートを開始した理由とは?【前編】”. 株式会社GATHER (2019年3月15日). 2022年5月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年5月5日閲覧。
- ^ “古澤留衣 玉櫻ことののengine”. ヤンマー. 2021年10月26日閲覧。
- ^ “セレッソ大阪堺レディース 玉櫻、林、北村、宝田、矢形選手がU-20日本女子代表メンバーに選出”. セレッソ大阪. 2021年10月26日閲覧。
- ^ 『玉櫻 ことの選手 現役引退について』(プレスリリース)セレッソ大阪ヤンマーレディース、2025年4月2日 。
- ^ “松原志歩選手 サンフレッチェ広島女子プロチームへ完全移籍決定のお知らせ”. セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト (2021年1月30日). 2024年5月5日閲覧。
- ^ a b “玉櫻ことの | 選手情報”. nadeshiko.finash.jp. 2025年1月17日閲覧。
- ^ “選手詳細”. WE LEAGUE Data Site. 2024年6月2日閲覧。
外部リンク
- 玉櫻ことののページへのリンク