いぬのためのぶよぶよとしたぜんそうきょく【犬のためのぶよぶよとした前奏曲】
犬のためのぶよぶよとした前奏曲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 16:19 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動『犬のためのぶよぶよとした前奏曲』(Préludes flasques <pour un chien>)はエリック・サティのピアノ独奏曲。
奇妙な題名を好むサティの作品の中でも、特に奇抜なタイトルを冠している。この奇妙な題曲は、題名によって作品を判断しようとする人々への皮肉、または警告とされる。実際の楽曲は無駄を嫌う作曲者らしい、引き締まった筆致で書かれている。1912年に作曲された。
全体は次の4曲からなる。
- 第1曲「内奥の声」
- 「真面目に、しかし涙なしに」と指示されたコラール。
- 第2曲「犬儒派的牧歌」
- 「深い愛情を込めて」と記された2声のインヴェンション。
- 第3曲「犬の歌」
- 「静かに、手間取らずに」と記されている。
- 第4曲「友情をもって」
- 唯一何の指示もない、三部形式の小曲。
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