父から息子へ 〜戦火の国より〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/07 04:32 UTC 版)
父から息子へ 〜戦火の国より〜 | |
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Kinder des Kalifats | |
監督 | タラル・デルキ |
製作 |
ハンズ・ロバート・アイセンハウアー アンツガー・フレーリッヒ エヴァ・ケンメ トビアス・シーバー |
製作総指揮 |
ダン・コーガン ジェラリン・ホワイト・ドレイファス ジェニー・ラスキン |
音楽 | カリム・セバスティアン・イライアス |
撮影 | カフターン・ハスーン |
編集 | アンネ・ファビニ |
公開 |
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上映時間 | 99分 |
製作国 |
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言語 | アラビア語 |
『父から息子へ 〜戦火の国より〜』(ドイツ語題: Kinder des Kalifats)は、タラル・デルキ監督によるドイツのドキュメンタリー映画である。内戦中のシリアにおける急進的なジハーディズムとテロリストの訓練が映し出されている[1]。日本ではドイツ映画祭 HORIZONTE 2019にて初上映される[2]。
第91回アカデミー賞ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた[3]。
内容
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サラフィー・ジハード主義に友好的なフォトジャーナリストを装ったタラル・デルキ監督はシリア内戦の最前線に近いアル=ヌスラ戦線の支配下の村へ入ることを許され、オサマ一家のもとに滞在する。家長のアブ・オサマは狂信的な人物であり、アメリカ同時多発テロ事件を公然と賞賛し、自分の子供たちにはアルカーイダやターリバーンの指導者にちなんだ名をつけ、テロリストとなるための訓練を受けさせる。
受賞とノミネート
映画祭・賞 | 部門 | 候補 | 結果 |
---|---|---|---|
サンダンス映画祭 | ワールド・シネマ・ドキュメンタリー審査員大賞 | タラル・デルキ | 受賞 |
アジア太平洋映画賞 | 長編ドキュメンタリー映画賞 | ハンズ・ロバート・アイセンハウアー、アンツガー・フレーリッヒ、エヴァ・ケンメ、トビアス・シーバー | ノミネート |
インディペンデント・スピリット賞 | 長編ドキュメンタリー賞 | タラル・デルキ、ハンズ・ロバート・アイセンハウアー、アンツガー・フレーリッヒ、エヴァ・ケンメ、トビアス・シーバー | ノミネート |
ヨーロッパ映画賞 | ドキュメンタリー賞 | タラル・デルキ | ノミネート |
アカデミー賞[3] | 長編ドキュメンタリー映画賞 | タラル・デルキ、アンツガー・フレーリッヒ、エヴァ・ケンメ、トビアス・シーバー | ノミネート |
参考文献
- ^ “"Of Fathers and Sons" Review: A Look at Terrorists in Training”. The New York Times (2018年11月15日). 2019年1月23日閲覧。
- ^ “父から息子へ ~戦火の国より~”. 2019年2月20日閲覧。
- ^ a b “THE 91ST ACADEMY AWARDS”. oscars.org. 2019年2月7日閲覧。
外部リンク
- 公式ウェブサイト(英語)
- テロリストの息子に生まれて - allcinema
- Of Fathers and Sons - Rotten Tomatoes(英語)
- Of Fathers and Sons - IMDb(英語)
- Of Fathers and Sons - Metacritic(英語)
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