爪の進化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 16:17 UTC 版)
爬虫類がすべて鉤爪を持つことから見ても、爪の本来の形がこれであると考えられる。哺乳類においても、有袋類や食虫類など、原始的と考えられる群は鉤爪である。したがって、扁爪や蹄を持つものはこのようなものから進化してきたものと考えられる。中には、扁爪や蹄を持ちながら一部に鉤爪を持つものがある。たとえばサル目は扁爪を持つが、キツネザルやロリスなどの原猿類は、いずれもどれか一本の指に鉤爪を残しており、原始的特徴の一つと考えられている。
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