熱電形電流計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 06:43 UTC 版)
電流によるジュール熱を熱電対を用いて直流電流に変換し、それを可動コイル形計器で測定するものである。 熱電対に流れる電流の二乗に比例するので目盛りは二乗目盛りとなり実効値を表示する。交流および直流どちらでも使用可能であり、直流で校正した後に交流を測定すれば正しい値が得られる。 測定範囲はDC - 1MHzまでと非常に幅広い反面、電流の測定範囲は融通が利かず2 - 3倍程度の過電流により熱電対が簡単に焼損してしまう。測定範囲は1 - 1000mA程度までである。
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