熊野八幡神社 (各務原市神置町)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/05 07:07 UTC 版)
熊野八幡神社 | |
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所在地 | 岐阜県各務原市神置町4丁目32番地 |
主祭神 | 速玉之男神、家津御子神、熊野久須毘命、応神天皇 |
創建 | 昭和57年(1982年)[1] |
熊野八幡神社(くまのはちまんじんじゃ)は、岐阜県各務原市神置町に鎮座する神社。
概要
神置町はかつては羽栗郡間嶋村であった。間嶋村の東部は熊野神社を鎮守とし、西部は八幡神社を鎮守としていたため、事実上は東と西とは異なる村であった。住民の対立が激化し、1874年(明治7年)に東間島村と西間島村に分立する事態となったが、翌年に合併し、神置村となった経緯がある。この熊野神社と八幡神社を合祀し、1982年(昭和57年)10月31日に熊野八幡神社となる[2][3]。
旧・熊野神社が熊野八幡神社であり、社殿は熊野神社のものを改築し、熊野神社と八幡神社の本殿を祀る。門柱、燈籠、狛犬などは旧来の熊野神社に加え、八幡神社のものを移築している。
- 旧・熊野神社
創建時期不詳。旧・村社。
- 旧・八幡神社
各務原市神置町3丁目に鎮座し、祭神は四柱(応神天皇、仲哀天皇、神功皇后、白山大権現)であった[2]。
霊亀2年(717年)、白鬚神社(各務原市川島笠田町に鎮座)の境内社として創建[2]。天正14年(1586年)の木曽川の洪水の後、八幡神社は羽栗郡間嶋に移転[2]。
跡地は神置町公民館、稲羽地区体育館となっている。また。八幡神社の拝殿と慰霊碑(太平洋戦争で戦没した八幡神社の氏子を慰霊。1964年建立。慰霊碑の上部には焼夷弾の不発弾を転用。)が残されている。
祭神
参考文献
- 前渡歴史保存会 編『神社とお寺 各務原市稲羽地区編』前渡歴史保存会、2024年。
脚注
外部リンク
- 熊野八幡神社_(各務原市神置町)のページへのリンク