無限回廊:光と影の箱とは? わかりやすく解説

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無限回廊

(無限回廊:光と影の箱 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/05 23:02 UTC 版)

  • 無限回廊
  • Echochrome
ジャンル
  • 錯視パズル
  • 影絵のパズル(光と影の箱)
対応機種
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
音楽 坂本英城
人数 1人
メディア
発売日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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無限回廊』(むげんかいろう)は、PSP用のパズルゲームである。また、PS3で『無限回廊‐序曲‐』(むげんかいろう じょきょく)という基本的に同じ内容のゲームも同日に発売した。2010年12月23日にはPS3用ソフト『無限回廊 光と影の箱』(むげんかいろう ひかりとかげのはこ、PlayStation Move専用)が発売された。

概要

九州大学の学者である藤木淳が制作したフリーソフト「OLE Coordinate System(以下、OLE)」をもとに、誕生したゲームである[1]。藤木淳はOLEを錯視をコンセプトにして制作し、これを一般の人に見てもらうためにフリーで公開していた。ゲーム発売以前に「無限回廊‐練習曲‐」という名前の体験版が公式サイトで公開され、遊ぶことができる。一般の店頭で発売されるのはPSP版のみで、PS3版はPlayStation Storeのみでの配信となる。

2008年12月11日にPSP the BESTとして低価格化された(UMD版・ダウンロード版がある)。

2022年6月1日に、PlayStation Plusで配信された(クラシックスカタログ[2]

特徴

プレイヤーは以下の五大錯覚を利用しながらキャスト (cast) と呼ばれる、いわば動き続ける駒を誘導する。

主観的移動
つながっていない道を、ある一点でつなげる錯覚。
主観的存在
途中で途切れている道を、別の道などで隠してつなげる錯覚。
主観的不在
道の上の落とし穴などを、別の道などで隠して存在しないことにする錯覚。
主観的跳躍
ジャンプした際に同じ道に戻ったり、そのままでは届かない、別の道に移動する錯覚。
主観的着地
落下している際に、見た目上、着地できるところに着地する錯覚。

canvasではオリジナルステージを作成することが可能。ステージ作成に使用できる配置物は9種類あり、それぞれ設置可能数が異なるが、規定数以内であれば組み合わせは自由。ただし、設定したいゲームルールによっては、各ルールごとに下記のような配置物の制限がある。

  • 「solo」ルール:solo(1つ)、echo(1つ以上)、others(なし)
  • 「pair」ルール:pairA(2つ)、pairB(2つ)
  • 「other」ルール:solo(1つ)、echo(1つ以上)、others(1つ以上)

作成したステージは「box」モードの「factory」内に保存され、そこからプレイすることも、ほかの人に贈ることも可能となっている。

脚注

関連項目

外部リンク




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