炎症性脱髄性多発性神経障害
【概要】 HIV感染症で稀に発生する神経症状。進行性の筋力低下と知覚異常で、反射は消失する。他の病気と区別するために脳脊髄液の検査が必要。急性のものはサイトメガロウイルス、慢性型は自己免疫が考えられる。前者にはガンシクロビル、ホスカルネット、シドフォビルなどのサイトメガロウイルス治療剤が使用される。後者には副腎皮質ステロイド、血漿交換、ガンマグロブリン大量療法が試みられる。
《参照》 末梢性ニューロパチー、 ガンシクロビル、 ホスカルネット、 シドフォビル

炎症性脱髄性多発性神経障害と同じ種類の言葉
- 炎症性脱髄性多発性神経障害のページへのリンク