炉心設計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/11 17:19 UTC 版)
「クレメンタイン (原子炉)」の記事における「炉心設計」の解説
炉心は高さ117cm、直径15.2cm、厚さ0.6cmの軟鋼製の円筒で、燃料集合体は直径15cm、高さ14cmの円筒に55個の燃料棒を詰めたものであった。 燃料棒は直径1.64cm、長さ14cmのδ相のプルトニウム239で、厚さ0.5mmの普通炭素鋼で覆われていた。燃料集合体は炉心の底部に置かれた。 炉心は水銀で冷却され、最大熱出力は25kWであった。水銀は可動部のない誘導型電磁ポンプを用いて最大0.15リットル/秒の流量で炉心と熱交換器の間を循環していた。
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