潮州善堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/23 05:40 UTC 版)
清代末期の社会混乱期に、上記の大峰祖師信仰と結びついて潮州および汕頭で発展したものが潮州善堂(または潮汕善堂)である。1899年に設立された存心善堂(中国語版)は、中華民国時代に大きく発展し、最盛期にはスタッフ100名、会員2,000名以上を数え、災害救助・炊き出し・貧困者救済を始め、消防組織や病院、学校運営にまで至った潮州善堂の最大の組織であったが、中華人民共和国の成立とともに1951年に閉鎖された。1990年代にタイの善堂組織の支援で復興が試みられたがうまくゆかず、2003年に地元有志の力で再度復興している。
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